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真剣に家づくりをするならば、しっかり向き合わないといけない「窓計画」。設計士に言われるままではなく、自分で図面から窓の表記を理解できるようにしましょう!
窓の図面表記は特殊な表現になりますが、分かれば簡単!後悔のない家づくりに大事な知識ですよ。
窓には呼称と実際の寸法がある!
窓には実際のサイズと別で「サイズ呼称」というものが存在します。
間取りの図面ではこの「呼称」が使われます。下の図を見てわかる通り、サッシW(横幅)やサッシH(縦幅)と差があります。
横幅730mm(73cm)の窓は呼称では069になります。ちょっとずれがありますよね。
ちょっと数字の差はありますが、全然違う!というわけではないので、それを理解しつつ呼称がサイズと考えても良いと思います。
窓の表記の実際の例を見てみよう
図面には窓の近くに4段のような形で表現されます。
- FL+1200 → 窓の上の辺がフロアから1200㎜のところから
- FIX → 窓の種類 (引違いなのか開けられないFIXかなど)
- 069033 → 窓のサイズ
- – → 透明なのか型ガラスなのか
この4点になります。ハウスメーカーによって順番が異なる場合もあります。
こちらは縦辷り(たてすべり)の窓の一例です。縦に細長い窓ですね。
床から1mのところから窓が始まり110㎝の窓が天井に向かって設置されています。100㎝+110㎝で210㎝(=FL+2100)のところが窓の上辺になりますね。
問題です。
どんなサイズでどんな窓が入っているでしょうか?
そうですね。
よくある引違い、幅160㎝縦110㎝の防火窓、手動シャッター付、天井210㎝からの窓になります。
はい、正解です!
10ポイント!
窓は確認し尽しても尽くしきれない!
私の経験ですが、立面図と平面図が一致していないケースがありました。
設計士さんにとっては立面図はお客様のためのものであって、確認申請などの書類は平面図なんですよね。
だから最新の平面図が立面図に反映されていない、そんなことも稀にあります。
平面図から窓のイメージができれば間違いもなく、しっかりとチェックできますよね!
設計士さんはごく一般的に採用される窓の高さで提案してくれます。
でも、自由に窓の位置を変えることもできます。図面を読み取って細かい話をできるようにしましょうね!👍
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