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住み替えるのに決めた土地はなんど「3回出会った土地」になるんです。どういうこと?と思うと思いますが読んでみてもらえればわかります。3回出会ったから縁がある土地だ!と思いきや、そう簡単にはいきませんでした。
今思えば最初に悩んでいたことももったいなかったですが、悩んだからこそ納得して変えたとも言えます。
1度目に出会う前に検討していた土地
住み替える土地の前に、検討していた土地があります。
その土地は58坪くらいで今の37坪よりとても大きな土地。
しかし、この土地にはいろいろな問題がありました。
- 2m越えの擁壁がある
- 隣家の下水・汚水管が地中を通っている
- セットバック済みでないブロックあり
と金食い虫の土地だったんです。。。
デカい土地だけで、ほかに良い所が見つからず、ハウスメーカーの営業さんにも「本当にこの土地を買いますか?」と言われもしました。
詳しい話はこちら → (現在執筆中)
土地との1度目の出会い
この土地はちょっとないかもな、、と住友不動産の営業担当者と話ながら、出ている土地について一緒に探していました。不動産屋さんが見るレインズなども見ながら探していました。
その時に、
こんな土地もありますよ。
用途境で大きな土地も建ちますよ。
と言われました。
その時はまだ土地探しも序盤で決めきれなかったんです。
37坪よりも大きな土地はないか、この土地でいいのか、、、、と決断できませんでした。
その後、各方面にその土地について聞いても「その物件はもう出てこないですね」という状況になりました。
あー、売れてしまったか。気になった時にはもう遅いんですよね。いい物件は申し込みのタイミングで逃します!
今回はちょっと違うケースですが。
忘れかけてた頃に2度目の出会い
我が家は来年幼稚園から小学校にあがる子どもが(いる)いたので、校区・学区縛りで土地を探し必要がありました。
それがまた、ない!出てこない!という状況でした。
土地は縁と言いますが、タイミング次第ではたくさん出ている時期もあれば、ぱったり何もない時期もあります。
私たちが見ていた時は、たくさん出ていた波が去ったあとの1年後のような感じだったようです。
そんな折、
ふらりと犬の散歩をしながら駅前の不動産屋さんの窓に貼られた物件を見て居ました。
あれ!?これって前に住友不動産で見せた貰ったやつだ!
まだ売れ残ってる!?
1回目は全く興味をもたなかった土地ですが、あまりに出てこない状況を見ていたら、その土地も魅力的に思えてきたのです。
その不動産屋さんに問い合わせてみたところ、
1週間前くらいに建売業者に売ってしまったようです。貼り紙そのままですみません。
という回答。
あぁぁ、残念。これが縁でしょうか。
2度目に出会った土地もその手からするりと抜け落ちていったのでありました。
その土地知ってます! 3度目の出会い
そんなこんなで、SUUMOを見たり、ハウスメーカー巡りをしながら1か月~2か月を過ごしていました。
この「住活」と言いますか、土地はないけど気になるハウスメーカー巡りをしていたことは後々すごく良かったです。今の土地を決めきれたのも住活のおかげだと思っています。
足を使っていろいろ見ていたからこそ、3回目に出会ったときにその土地への1歩が出たと思います!
ふらりと土地情報がないかと、QUOカードをもらいに住宅情報館へ行ってみました。
営業担当者さんに私たちの希望を話したところ、土地の規模は満たないけどこんな土地がありますよ、と紹介してくれた土地がありました。
知ってます土地!!
まさか、1度目はスルーして、2度目はもう売られた、と言われた土地にまた出会ったのです。
え?この土地ってもう建売業者に売られたんじゃないんですか?
と、いろいろ詳しい私たちは営業さんに知ってる土地だと説明をしたところ、
私も知っている建売業者なので、土地売りできないか聞いてみましょうか?
と言ってました。
ぜひそうしてください!!
一度目は、うーん、、ないかなぁー、と思っていた土地ですが、今となれば可能性を探りたい状況になっていました。
用途境の土地なので37坪の土地でも建ぺい率が55%、容積率が126%あり、37坪以上の大きな家を建てることができる土地だったのです。
仮に40坪の時を見つけても、第1種低層住居専用地域だと、50%/80%が多いので、1F20坪/2F12坪で合計32坪の家しか建てられません。50坪の土地でも40坪の土地になります。
さすがに50坪になってくると土地代金が跳ね上がり、延床も増えて、総額がえげつないことになります。。。
よくある37坪じゃだめ、50坪だとサイズはいいが予算が、となってきますので、55%/126%で37坪の土地の条件というのはまたとない条件だったんです。
まさかの? 売る→やっぱり売らない
土地売りが可能と言ってくれました^^
もともとは70坪くらいの大きな土地を更地にして2つに区切り建売を建てる予定だったようですが、その片側1個だけなら土地売りしてもいいよ、という話でした。
いままでめぐっていたハウスメーカーに土地の情報を持っていき、希望の間取りが入る土地なのか間取り検討をしてもらいました。
この時に、ハウスメーカー巡りをしていなかったらすぐにお願いできる人もいなかったので、しっかり真剣にハウスメーカー巡りをしていてよかったと思える瞬間でした。
3社くらいから間取りプランと見積もりプランが出てきて、この土地に決めようかと考えていたら、
本社の決済が下りずにやっぱり売りません。または建築条件付きならいいです。
という連絡が。
えーー!!!!決めようと思っていたのに。。。。
普通にSUUMOなどに出ている土地ならこんなことはないと思います。
利益の取れる建売を建てようと思っていた土地を売ってもらうという弱い立場だったので厳しいものがありました。
そして100万円アップなら売ってもいいよ
でも、諦めませんでした(笑)
諦めが悪いのも大事、と今回の件でつくづく思いました。
どうしてもこの土地がいいのでもう一度検討してくれませんか?あるいはどれくらい金額アップで建築条件を外すことができますか?
なんとか食い下がってみました。
ころころ話が変わるということは、悪い方向にも良い方向にも転がると期待を込めました(笑)
すると、100万アップならば土地売りしてもいいという連絡がありました。
もともと1回目、2回目に出会ったときからここで500-600万円あがってしまっています。ころころ話が変わる売主にも不信感が募り、しかしこの土地を逃したら他に出てくるか?という不安もありました。
まさに、葛藤・・。
電話を受ける度に話が変わることに、相当ストレスたまりました(笑)
最初に知っている土地の金額からどんどん上がっていく状況に不安と不信感を抱きながらも、購入意思は伝えていきました。
とりあえず、100万アップで建築条件なしで土地売りしてくれることになりました。
あと数十万何とかなりませんか?
もう、ここまで来たら不信感しかありません。
土地売りじゃなく建売を建てて売りなさい!という本社を説得するために、あと数十万でも高くなりませんか?という話がありました。
まだ上がる!?
ここまでくると、もう縁がないのかな、と思ってしまいました^^;
売らないように買えないようにしてるとしか思えなくなり、売主大丈夫か、、不動産の闇に飲まれているのではと思ってしまいました。
50万円アップなどはちょっと納得がいかない、しかしやっぱり売らないと言われても困ると思い、10万円アップで交渉してくださいと住宅情報館の営業マンにお願いしました。
さすがに無理です!10万までで交渉してください!
なんとか、これで決着が付きました。
土地を購入するのにここまで精神をすり減らすことはそうそうないと思います。普通は普通に売ってくれますからね。SUUMOなどで見つけた土地はこんなことはないと思います。
仲介手数料はいらない事件
この土地を紹介してくれた住宅情報館の営業担当者さんが、あまりにも紆余曲折と最初の話から食い違っていて私たちに迷惑をかけた、ということで仲介から抜けると言ってくれました。
ということは、仲介手数料はいらないの?と理解しました。
仲介手数料をもらわず直接売主とやりとしてくれるハウスメーカーを探してみてください、という話でした。
話でしたが、やはり私たち夫婦は不動産については素人です。普通にハウスメーカー経由で購入の意思を伝えればよいものだとばかり思っていました。
手数料約100万円がなくなって嬉しい!とばかり思っていました。
実は住宅情報館の先にもう一つ不動産業者が入っていたので、結局この会社に手数料を支払う必要がありました。
建てることを決めたハウスメーカー(アキュラ)の営業さんが他の手数料を少なく対応してくれる不動産屋さんを当たってくれたり、間に入っている不動産屋さんに交渉してくれたり、本当に助かりました。
普通なら3%の仲介手数料を1%でやってくることになりました。
1%でも大きな金額ですがとても助かりました。
住宅情報館の説明を完全理解していなかった私たちの非ではありますが、しっかりと確認しないといけない部分でした。
無事に手付金を支払って契約
本当に土地取得までいろいろありましたが、なんとか土地取得までこぎつけました。
3回出会った土地なので縁があると思いきや、紆余曲折経ての土地取得となりました。
ここまで大変だったらもういいやとなりそうですし、本来建売を建つ土地でしたが、うまく交渉しながら引き寄せできたと思っています。
土地は縁でもありますが、自分たちから引き寄せられるもの
と感じました。
そして、手数料の安い所を探そうと努力してくれたり、本当に、本当に
家は、営業。
と感じましたね。
1か月一喜一憂の繰り返しでしたが、このこともあって購入する土地への熱は非常に高くなりました!
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