家は、基礎、木材、窓、建具、内装材、外構で出来上がる壮大な建造物です。
家に住めば、
- ・夏でも冬でも快適な高気密・高断熱の家
- ・大きな地震が来ても揺れを軽減してくれる家
- ・太陽光発電で光熱費を賄ってくれる家
- ・最新設備で生活を快適にしてくれる家
などなど、性能部分に注目されがちですよね。
家電と同じように性能を求めれば費用を掛ければ満足の家ができるのは間違いありません。
なぜなら、同じような人が基礎を作り、同じような構造で家を立ち上げ、メーカー既成の建具・設備が入ってくるからです。
もちろん性能も大事です。無視できないところだと思っています。
しかし、家づくりは家電量販店に売っている既製品を選んで買うものではありません。注文住宅はなおさらです。
- ・土地探し
- ・資金計画
- ・家づくりのスケジュール
- ・銀行ローン審査
- ・間取の打ち合わせ
- ・内装の打ち合わせ
- ・上棟
- ・引き渡し
これらもとてもざっくりですが、さらっと列挙するだけでも、注文住宅は家の性能以外にも非常にたくさん気に掛ける事が多いです。
お願いする会社がハウスメーカーだとしても地場の工務店だとしても、やることすべてをトータルでコーディネートしてくれる人が必要です。
それは、営業さんです。
私も最初は性能重視でハウスメーカー巡りを始めました。
断熱性能、UA値、C値などを気にしながら、どんなキッチンが標準に入っているのか、坪単価がいくらなのか、など目に見えるところだけしか見ていなかったんです。
ハウスメーカーを15社以上を巡りわかってきたことがありました。
それは、
家は、営業。
であることです!
お願いする営業さんの仕事が雑だったら!?
- ・打ち合わせ回数や内容に満足いかなかった
- ・最初の見積もりと全然違った
- ・お願いした設備が家に入っていなかった
- ・引き渡しがスケジュールから大幅に遅れた
など、人生1度か2度しかない新築住宅の笑顔の引き渡しができなくなってしまいます。
誰もが注文新築住宅を引き渡し時に笑顔で迎えられるかと言ったらそうではありません。
中には苦労の末、やっとの思いで無事に引き渡しができたという話も聞いたことがあります。
大手ハウスメーカーであれば最低10年保証はしてくれますので、その後の付き合いも発生していきます。引き渡し後は何度も会うことはありませんが、会う時は「元気にしていましたか?」と笑顔で会いたいですよね。
「ぜひ私たちにあなたの家を建てさせてください!」と熱意のある営業さんにお願いするべきです。
私はたくさんのハウスメーカーさんを廻って、幸運にもそのような営業さんに出会えました!!
丸投げの注文住宅ならどんな営業さんでも良いと思いますが、一生に一度!こだわって建てたい!と思うならば、一緒にお家作りを楽しめそうな熱心な営業さんのいるハウスメーカーで家を建てましょう。